■仮差押の効果

いつもお世話になっております。先日、債権仮差押の申立を行い、もうすぐ決定が出るのですが、ふと疑問に思ったことがあり、質問させて頂きます。

今回、債権額が６００万で、（預金があるかどうか分からない状態で）２銀行に対してそれぞれ３００万円ずつの仮差押をかけました。

今後、銀行から陳述催告の回答が来て、１つの銀行には５００万の預金残高があったが、もう１行には１００万しかなかったということが判明した場合には、５００万の残高があった銀行に対し、追加で２００万の申立を行うことができますよね。
しかし、最初の申立を行った後、追加で２００万の申立を行うまでの間に、債務者が２００万円を銀行から引き出してしまうという可能性はないのでしょうか？

法的効力の問題としては、１回目の仮差押によって債権者が仮に差押さえることができるのは（残高５００万のうちの）３００万であるということは分かるのですが、実際問題としては、仮差押が生じた段階で、口座の凍結というか、債務者がその口座からの出金もできなくなってしまうというような効力が生じるものなのでしょうか。