昨年、3度目の司法試験に失敗した後、法律事務所で働こうと思い、いくつか応募した結果やっと一つだけ受かり、大喜びで働き始めました。...しかし!そこは先輩アルバイト事務員に言わせれば「日本一最低最悪な法律事務所」でした。
その事務所は、ボス弁と一年目の新米弁護士とお局事務員1名、その他アルバイト事務員3名という小さな事務所でしたので、雑用をしなければならないことは覚悟の上でしたが、私は机に座っているより炊事場にいる時間のほうが長かったです。6人分のお茶・コーヒーを一日5回くらいいれていました。加えて、お昼にはボス弁の昼食の用意、夕方にはボス弁の夕飯の用意...。用意といっても、ご飯を炊いて、おかずは火がないので野菜の皮をむき、レンジでチンするといったものでしたが。あと納豆のふたを開けたりとか。夕飯はタッパ-に入れて持たせてあげるんです。
一応事務員募集と求人には書いてあったのですが...。こんな事務所にしか受からなかった自分がほんとに情けなかったです。
ボス弁はお局がお気に入りで、彼女を通してしかアルバイトとは話をしないんです。私以外のアルバイトの方は1~3年働いているのですが、挨拶以外でボス弁と話すのを見なかったです。
私は1週間で辞めました。1日で辞めた人もいたそうです。先輩たちは、一万円札と仕事をしているんだと思って割り切っていたようです。
長くなってすみません。特異な経験を披露したくなってしまったもので。