管財事件について、ほぼ初心者なのでお伺いしたいのですが、
配当が決まり、債権者に通知をするとなるとき、裁判所には同じように通知をするのでしょうか。
また、配当金を振り込む際に、振込手数料はどこから捻出すればいいのですか？
こんな質問ですいません。
管財事件について、ほぼ初心者なのでお伺いしたいのですが、
配当が決まり、債権者に通知をするとなるとき、裁判所には同じように通知をするのでしょうか。
また、配当金を振り込む際に、振込手数料はどこから捻出すればいいのですか？
こんな質問ですいません。
簡易配当であれば、配当の通知の到達に係る届出書を期限までに提出しないと、<br />異議期間満了日がずれることになり、債権者への配当通知をやり直さなければならなくなるので<br />必ず、みなし到達日までに提出する必要があります。<br />（その場合、２度目の配当通知にかかる費用は自腹負担になる可能性大）<br />振込手数料については、昔は配当金から差し引く方法をとるのが普通でしたが、<br />今は事前に財団債権（管財事務費用）とする旨を決めておいて<br />配当金から差し引かない形で配当することが多いとは思いますが、<br />各裁判所で何が基本ルールであるかが異なっていると思います。<br />（当地では、財団負担が普通です）<br />この辺りは配当通知や振込依頼書に記載して債権者に事前に知らせておくべきことだと思うので<br />裁判所と弁護士によく確認なさって下さい。<br />配当の手続は期限や様式に決まりがあるので、手続の流れを把握して<br />期日の管理をされることをお勧めします。
かなさん有難うございました。<br /><br />「今は事前に財団債権（管財事務費用）とする旨を決めておいて<br />配当金から差し引かない形で配当することが多いとは思います」<br /><br />ということは、配当分がその分少なくなるということですか？<br />予め、振込手数料分を差し引いておくということでしょうか？<br /><br />管財事案は難しいですね(^_^;)
純粋に残っている総金額－今後終結までに必要な管財事務費用＝配当原資（配当可能な現金額）<br />となりますよね。<br />終結までに必要な管財事務費用としては、配当通知の郵送料や、配当完了報告書の作成費用、<br />最後の収支計算報告書作成費用や報告集会出廷の交通費、そして配当のための銀行振込手数料などが<br />考えられると思います。<br />これを事前にきちんと控除して配当原資を決めておかないと、<br />費用が足りなくなって、弁護士に自腹を切らせることになりますので<br />事前に概算で計上しておかないといけません。<br />債権者が指定する口座によって振込手数料が変わることもあり、<br />事前に管財事務費用として計上せずに、各配当金から振込手数料を控除するやり方では<br />結構面倒なことが多かったです。<br />また、振込手数料を下回る配当金しかない場合は切手で郵送するとか。<br />振込手数料を事務費用としてしまうことで、そういうストレスからは解放されました。<br />（まあ、100円を振り込むのに振込手数料262円を使うという現象は生じますが・・・）<br />
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