みなさまこんにちは。
訴額の計算方法についてご教示頂ければ幸いです。
現在、所有権移転登記手続請求事件の訴状を準備中です。
目的の不動産は3筆あって、内2筆が登記簿上の地積と
評価額証明書の記載が異なっていて、登記簿上の地積の
ほうが大きくなっています。
また、さらに地目が登記簿上は山林なのですが、
評価証明上は宅地と公衆用道路に分かれています。
公衆用道路部分は非課税とのことで評価証明書の
評価額欄の記載はありません。
この場合、単純に評価証明書の評価額欄の合計金額を
訴額とすればよいのでしょうか?
それとも、公衆用道路部分は近傍宅地として評価額を
出してもらってそれを加えて合計すべきでしょうか?
さらに、宅地部分については評価証明書上の1平方メートル
あたりの単価に登記簿上の地積(から公衆用道路部分の
地積を引いたもの)を乗じればいいのでしょうか?
また、本件は「真正なる登記名義の回復」を原因とする所有権
移転登記手続請求なのですが、「所有権に基づく妨害排除請求
としての物の引渡し請求に準じて、訴額は目的物の価額
の2分の1とするという見解が有力だが、アンケート結果
によれば40パーセントの庁が目的物の価額の全額としている」、
と平成4年11月発行の「訴額算定に関する書記官実務の研究」
に書いてあったのですが、これは新しい版では異なる記載になって
いるのでしょうか。。。
新しいものを買おうと思って調べたのですが、絶版となっているようで。。。
よろしくお願いします。。。