千葉県の弁護士事務所に所属しています。
破産申し立てについて教えてください。各支部によって源泉徴収票と課税証明書はセットで提出であったり、どちらか片方で良かったりと、ルールが様々なのですが、それは各裁判所に問い合わせる以外方法はないでしょうか。
それぞれの支部に問い合わせる以外で方法（弁護士会が把握している等）がありましたらお教えください。
また、これも同様なのですが、3人家族で家計を共にしている場合、申立人以外の家族の書類をどこまで提出するのか？家計表はどこまで細かく書くのか？
佐原支部に問い合わせた際は、通帳は水道光熱費が引かれている頁だけで良い。といわれました。家計表も家族分はそこまで厳密でなくて良いと。
今まで家族分の預金残高まできっちり計算して家計表を作成していたのですが、そこまで厳密でなくてよいと言われ、わからなくなってしまいました。
皆様はどのようにされていますでしょうか。
どうかご教示ください。宜しくお願い致します。
大阪ですが、破産者さんのそれを中心に、しっかり、それらを収集されて、補助的にご家族のそれらを集めるとかで、しています。事情で、協力が得られない場合にはその旨を上申したりします。（家族に破産がばれたくない、借金を知られたくない等）
それらを出す一番の目的は、今の借金がなければ、健康で文化的な最低限度の生活を回復できることを見極めることですから、それが見てくれば良いわけです。そこで、それらで見えてこなければ、裁判所が、別の視点から確かめるようにいます。それで、これこれを追完してくださいとなりますので、あまり初めから、完ぺきな必要もないです。
大阪です。
大阪地裁は同時廃止案件は「書面審査、即日開始決定」の運用です。
ですので、やましいことがなければ、ありったけの資料をつけています。
家計表もできる限り細かく書いています。
即日開始決定だと、めちゃくちゃスッキリします。
すっきりするためにしているわけでも無いですね。依頼者さん（お客さん。破産者さん）の経済的再生のための総合的なベストをするためです。ありったけは、出さない方が良いと思います。必要最小限度のものが良いと思います。出したものは。気が付かないところで、何が出てくるかわかりませんよ。後で苦労しませんかね？
後で苦労したこと一度もありませんよ。
さっさと開始決定を出してもらって、破産という手続きが終了するのが依頼者にとって一番良いことだと思います。
みなさま
ご丁寧なお返事をありがとうございます。
マニュアル化すれば、事務所全体で共有できて良いかな？と思いました。
明確になっていないことで人に教える時も、なんとなくになってしまい、申し訳なく思っています。
必要最低限の提出で済めば、依頼者の負担も少ないかなと。。。
もしかしたら、依頼者に余分な労力をかけているのではないかと不安に思います。
メインは依頼者なわけですし、今後はご家族分は補助的な感じで収集をしてみます。
回数重ねるたびに、支部ごとの癖とか把握できると思いますし。
みなさま、お忙しい中本当にありがとうございました。
家計の収支表でいえば、依頼者さんにまずはコピーを送って、ザクっと鉛筆書きをしてもらって、今度はそれをデーターに入れてみて、何か、翌月への繰り越し等クリアできているかを見て、できていれば、他の手元の出す予定の資料とあっているかを見て、あっていると良いです。あって無い場合、クリアできていない場合には、よく見て、何処かに異常多いところ、少ないところはないかと見ます。それで、聞き取り等して、正解に近づきます。それで、出来上がったものを出すということになります。
頑張ってください。
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