お世話になっております、弁２事１の事務所で働いております。以下、ご教授ください。
発達障がい持ちの女性の自己破産申し立てを進めております。現在は債権者について本人に聞き取り調査等を行っていますが、本人の記憶が曖昧で１社、債権者名も送達先もわからいものが出てきてしまいました。
ポケットＷｉ-ＦｉをｉＰａｄと一緒に購入し使用していたが、どこで購入しどこと契約したのか、一切覚えていないとのことでした。契約書や領収証を探すようお願いしましたが、いずれも見つからないとのことです。
本人の思い当たるクレジットカード等の取引履歴を見ても通信料らしき支払はありませんでした。
ポケット～は手元にはあるが使用はできない状態、しかし督促状は来ていないと…。
少しつつくと続々と怪しい債権者が出てきていて、申し立てできるかとても不安です。上記のような場合、どういった調査をすればよいでしょうか。
宜しくお願いいたします。
同時廃止の場合で、
基本わかっている債権者だけでも、良いです。通帳とか、お持ちの資料から拾える先を漏れなく探して、（あいまいなのは名前だけでも何か、アイパッドの代金とでも記載しとけばいいでしょう）それで、そこそこの債権の総額が得られるのであれば、多少のありそうで、明確でないものは、良いでしょうね。後日に何かを言ってきても、破産手続き開始前の原因に基づいていれば、破産債権ですので、免責決定が出ていて、確定でもしていると何を言ってきても、破産手続きは終了していて、配当は無いです。ということで、突っぱねることができますので。官報公告で、通知も擬制されていることですし。
そうがちがちに届けにこだわり、気にしなくても良いでしょう。
債権者名がわからなければ不明で良いです。住所も不明で記載して出せば良いです。備考欄にアイパッド、ワイハイの料金とでもしておくと足ります。後日そのことで、債権届が出ていないので、お金支払ってくれ、とうような争いになれば（真っ当な先だとならない）、乱暴な先が何か言ってきても、破産の話聞いて無いとかあっても、いえいえ、知ってることになっています。官報にのっていますよ。そういう感じで事態は収まっていくので、大丈夫ですよ。
ご意見ありがとうございました。
ここに頼らず、弁護士の指示を仰ぎたいと思います。
アップルのアイパッドで、動いている。開くなら「設定」のアイコンのところ（歯車のような模様です）を見に行って「情報」のところをみればその機種の固定の番号がわかるので、販売側で、すべての情報をその番号で管理しています。アクティベーションロックとかかっていて、開かない場合には非常に小さくて薄いシリアル番号のようなもの刻印が本体にあります。それを頼りに日本でアップルを扱っている会社は限られるので、２つ３つあたれば、おそらくたどりつけます。しかし、債権調査をいい加減にしていいわけではないですが、あまりに厳格に調査して申立の適切な時期におくれ、その間の色々のリスクを発生させることも懸念されるので、そこまでの調査はせずにささっと申したて、裁判されるとか、ご本人が困った使途にお金を使うとかのようなリスクのないようなことにも考えが及びするのが、大事にもなります。ただ厳格な債権調査は当たり前で、その上で、そのリスク回避のようなことも両方できることも大事でしょう。
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