いつも勉強させていただいています。
どこを調べていいのか分かりかね，質問させていただきます。
同時廃止の申立で，既に免責許可決定がでています。
しかし，債権者一覧表から漏れていた債権者（完全にこちらのミスです。履歴を返送してもらっていたにも関わらず，一覧表から漏らしてしまっていました。）から，約１万円の過払いがあるので，ゼロ和解の提示を頂きました。
このときの考え方はどうすればいいのでしょうか？
１ 裁判所への報告は？
２ 漏らしていた（ゼロ和解を提示してきた）債権者への対応は？
３ 上記のことを確認する資料はどれになるのか？
以上に３点につき，どなたかご教授くださればと思っています。
どうぞ宜しくお願いします。
１、 ①特に良いと思います。破産手続き開始前の原因に基づいている破産債権なので免責開始と同時に廃止になっていて配当も無いです。
２、 ②過払い請求は免責に影響されないと思います（破産免責の方の過払請求もします。）ので受け取っておくと良いです。
３、 ③以前のが、無ければ、履歴を出してもらって引き直す。あれば、それが資料です。
過払いが生じているなら、依頼者のほうが債権者であって、ゼロ和解を申し入れてきた業者は「漏れていた債権者」ではなく債務者ということになります。
したがって、裁判所に報告する場合、債権者の追加ではなく、資産(過払い金1万円)の追加をその内容とすればよろしいかと思われます。
添付資料は開示履歴と引き直し計算書で。
ありがとうございます。
免責が出た後に過払いがあったという資産の報告は必要でしょうか？
それから，今後行う対処法について，どこかにこういうときはこうするんだよといった資料や参考文献などはありますか？
できたら目視したうえで，対応したいと思っているのですが・・・。
うまく書き込めなくて申し訳ありません。
どうぞ宜しくお願いします。
感じで、１００万出てきたのなら、あれですが、１万円は良いと思いますが
ゼロ和解は呑めないでしょう。
１円を笑う者は１円に泣きます。
ましてや１万円をドブに捨てるなんて。
お金を大事にしてください。
＞免責が出た後に過払いがあったという資産の報告は必要でしょうか？
その判断は弁護士にお任せください。
＞今後行う対処法について，どこかにこういうときはこうするんだよといった資料や参考文献などはありますか？
本サイトの過去ログ
当然、１万円はしっかり返してもらいます。お客さんのお金ですから
整理しときますね。
まず、過払いが事実なのであれば債権者一覧表自体に間違いはありません（過払いですから）。
免責確定後の過払の問題は
第１に自己破産後に過払金返還請求をすることが信義則違反になるかという点が問題になります。
この点は争いはあるのですが、過払金返還請求自体は自己破産手続で仮に申告からもれていたとしても、自己破産手続に対するペナルティーの問題で過払金返還請求に対するペナルティーと考えるべきではないから、請求権は失われないというのが一般です。
第２に破産裁判所との関係です。破産手続上、資産として過払金を計上していれば問題ないのですが、これがない場合、申告漏れとなります。この場合には、同試算隠しが免責取消になるかという問題に収斂します（一般的には１万円ですから大丈夫な場合が多いでしょうが）。
なお、破産同時廃止手続は免責決定まで行ってしまうと、終結してしまっているため、裁判所はそのような報告を受けても困ると思います（同時廃止後、免責前でも同様の問題が生じるのですが、某弁はこの場合は免責を磐石にするため依頼者の同意の下、あえて報告します）。
皆さま，どうもありがとうございます。
弁に報告したところ，免責がでているので，裁判所への報告はやはり不要とのことでした（少額ですし・・・）。
過払いに関しては，依頼者の利益につながるので，返還してもらえるだけ交渉することになりました。
依頼者にも確認したうえでの申立でしたが，私も依頼者もすっかり漏れていたこと。改めて反省し，今一度，一つ一つをきっちりこなしていかなければ・・・と身が引き締まります。
１人事務局ですが，こうやって相談できる場があるのは本当に心強いです。
皆さま，ありがとうございました。
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