同廃申立予定者の借入れについて教えていただきたいのです。
その依頼者は、消費者金融8社と数年取引があるのですが、
その内3社の債権者に対し
弁護士に委任する2週間前に40万、20万、9万それぞれ借入れしているのですが、
返済していないのです（最終取引が借入れで終わってるのです）。
これって、債権者や裁判官から詐欺と思われたりして、
免責が得られない恐れがあるのでしょうか。
3社の取引履歴を見ますと、上記最終借入れ以前の借入れに対しては
きちんと返済しているのですが・・・。
宜しくお願いいたします。
たまにそういうことありますね。
借りてしまった事実は、もう消えないので仕方ないです。
重要なのは、そのお金の使途と思われます。
使途の説明がつくのであれば、申立時にその旨の上申書を添えて提出すれば、悪くても、個別審尋＆反省文の提出位で終わるのではないでしょうか。
まさかの弁護士費用？？ということにでもなれば、がっかりですね。先生と要相談です。
取引が5年程度あれば、過払いの可能性も視野に入りますし、同時廃止の通知ではなく、債務整理の通知で入った方がよいかも。
勤務する事務所では、基本、全て、最初は、債務整理の（債権調査）通知を送り、債権調査後、改めて破産の債権調査の通知を送る2段階方式をとっています。
手間といえば手間ですが、その間に、色々問題も把握できますし、債権者の怒りも冷めるというかあきらめる感じがします。
直前で、借入枠いっぱいまで借入をする人なら、他にも何か問題がありそうな気も････。
突っ込まれる可能性は高いと思います。
若しくは、債権者の意見が出るかもしれません。
本人が、返済する予定で借りたのであれば、詳細な使途及びその旨
上申しています。
但し、その後は裁判官の判断になるのではないでしょうか。
依頼人には、免責不許可事由に当たる可能性も示唆しておいた方が
いいかもしれません。
（今まで、下りなかった事案はないですが･･･）
多重債務者は、その場を乗り切ることに必死になる人が多いので、
弁護士に依頼した後も借入する人もいますもんね･･･。
同時廃止で申立をして、その後債権者より免責についての意見が出されてしまったら面倒なことになるので、当初から管財で申し立てた方が無難だと思います。
裁判官からは、「債権者から意見がでたら申立代理人の責任で債権者に対応してください」と言われる羽目になり、弁護士にとっては過度のストレスになりかねません。
どうしても同廃で申立をしたいなら、申立前に各債権者に免責についての意見があるか問い合わせてみてはいかがでしょうか？
中猫さん
mikaさん
SFCGさん
ご返信ありがとうございました。
使途は、知人に対する返済のようです。
弁護士と協議の上、上申しようと思います。
色々と参考になりました。
また宜しくお願いいたします。
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