四大新卒で今の事務所(弁5・事務4)に就職し、今年で丸5年になります。
元々大学は文学部で法律とは全く関係がなく、希望の業界で就職が見つからなかった時にたまたま受けた今の事務所に内定をもらって、今に至ります。
最初のうちは正直仕事の面白みなど全くわかりませんでしたし、仕事は生活の手段。給料は安いけど残業もないしアフター5は好きなことができるという考えで数年やってきて、最近やっとこの仕事にやりがいや誇りを感じられてきたところなのですが...。
一昨年に結婚してからというもの、この先もこの仕事を続けていけるだろうかと不安になることが多くなりました。
うちの事務員は私が一番年下かつ新人です。4人中私を含む3人が既婚ですが産休を取得した事務員はいません。(私以外の既婚者も子無しです)
経理・労務関係は最年長の事務局長(既婚・勤続16年)が担当しており、その他の事務員は法律事務と秘書業務です。
将来のことを思って転職も考えましたが、産休・育休取得実績がないことを除けば今の事務所がとても働きやすく楽しい職場であるので迷いが消えません。
お給料は同年代の総合職に比べれば少ないですし残業代はつきませんが(そもそも残業はほとんどありません)、毎年昇給してますし年2回賞与もあります。報酬の多い事件が終了した際には臨時賞与がでることもあります。
社会保険はきちんとしてますし、有給休暇もあり、大型連休の前後はさすがに難しいものの平日に休みを取ることにも理解があります。消化できなかった有休は年度末に買い取り方式で現金支給されます。
ほぼ定時に帰宅できますし、働く主婦としては大変助かる環境です。
経済的理由から専業主婦になるという選択肢はないので、夫にも転職の悩みを打ち明けて相談したところ、「まずは"産休を取ってでも復帰してもらいたい"と思ってもらえる人材になることが大切ではないか」という結論に至りました。
そこでみなさんにお聞きしたいのです。
前置きが長くなりましたが、パラリーガルとして、また秘書としてもっと勉強しようと思っているので、何かおすすめの書籍がありましたら教えていただけないでしょうか。
うちの事務所は会社同士の民事訴訟や、遺産関係の事件が主で、刑事事件や破産事件はほとんどありません。任意整理はたまにありますが、金融会社との交渉は弁護士が行うので事務員はせいぜい利息計算程度です。
そのため、民事訴訟法や会社法、民法のうちの相続関連のところをまず勉強したいです。
書店でいろいろ見てみましたが、事務員の立場から見てわかりやすくためになる書籍を教えていただければと思い、書きこみさせていただきました。
ちなみに、自分で見た限りでは、日本評論社の「学習コンメンタール 民法2」がちらっと見ただけですが良さそうに感じました。
皆様の知恵をお貸しください。よろしくお願い致します。