いつもお世話になっております。
ここ最近、任意整理が終了した元依頼者から、車のローンが組めない・新規にクレジットカードが作れなくなった・今後住宅ローンが組めなくなったらどうしよう、といった連絡がくるようになりました。自己破産や個人再生をした方なら仕方ないかなと思いますが、プロ〇スや武〇士といった消費者金融のみの整理だった人からの連絡だったので、金融業界の審査が厳しくなったのでしょうか？今まではきちんと任意整理を済ませた人は「きちんと支払いを済ませた優良な顧客」扱いをされるはずという認識で仕事をしてきましたが間違っていたのでしょうか・・・
今後依頼者から、債務整理をしたせいでブラック扱いにされたから、弁護士の力で何とかしろといわれたらどうすればいいのでしょう？
昔からそうです。
「きちんと支払いを済ませた優良な顧客」、この認識がそもそも間違っています。
債務整理（破産、再生）をすれば、信用情報に事故情報として載り、業者からすればブラックに変わりないだけです。
弁護士は着手する前に依頼者に説明しませんでしたか？
うちは必ず説明しています。
なお、この件は2ちゃんねるのクレジット板にも該当スレがあるので、しばらくじっくりROMってみたらいかがでしょうか。
お返事ありがとうございます。
やっぱりそうですか・・・。
今まで破産・再生以外の任意整理の依頼者からブラック扱いされたという連絡はなかったので・・。
もちろん弁護士も任意整理で確実にブラック扱いとは説明していなかったと思います。業者によるだろうという話でした。
いろんな掲示板等読んで情報収集・勉強します！
昔は、データーベースが紙媒体で、事実上３社の相互の乗り入れが不可能でしたが、
今は表向きあってはならないと言っても。大量の情報が瞬時に流れうる次代ですので、
銀行系、差サラ金系、信販系の信用機関の連携できている可能性があるとかんがえるのが自然でしょうか？ですので、一つは時代の流れでいたしかたがないと説明されたら言いと思います。
また「任意に整理したから」が現象的な理由とされているだけで本質の理由はおそらく別のものです。
日本中の誰もが知っている、少々風を引いてもびくともしない会社に長期にお勤めでそこそこのお給料を受けている方だったらどんな整理しようが破産していても、クレジットもくめるし、ジュウタクローンもくめます。
ただ、断りたいのに本当の理由を本人目も前にして言いづらいのでそれをさも、理由にしているだけでしょう。等本質をお知らせいただければ良いと思います。
また、何もそんなけちをつけてくる会社を何も利用してやる必要も全く無いので、
信販会社も銀行も、住宅ローンを扱う先も山ほどあるので、
まして今は利用してくれる方少なくなってきているでしょうから他を利用したらいいだけです。と教えてあげれば如何でしょうか？
ご助言ありがとうございます。
とても参考になりました。
依頼者が納得のいく説明ができるよう、頑張ってみようと思います。
信用状態はそれぞれの金融機関が判断するものなので、組めますとも組めませんともいえないと思います。
ブラックというものはそもそも存在しないので、弁護士の説明が正しいです。
延滞の事実が信用情報に載るということを説明しておくだけでよいと思います。
それ以上は法律事務所では判断しようがないし、責任も取れないと思います。
もちろん弁護士の力でなんとかなんかできないことです。
お返事ありがとうございます。
うちの事務所の弁護士もひろくんさんと同じことを言っています。
少し前までは過払金の回収額も大きくて、事件終結後に依頼者に感謝されることが多かったのですが、最近は苦情のほうが多くなりました。依頼しないほうが良かったとか・・。
債務整理については受任するのが怖いくらいです。
うちは滅多にというか、記憶の限りでは苦情はないですね。
察するにシナモンさんは説明が過剰で依頼者に期待を持たせすぎなのではないかと思います。
受任段階では推測は極力避けて、依頼者にリスクテイクをさせる方がのちのちのトラブルを避けられると思います。
それは１００点の仕事で１２０点ではないです。
有る程度こちらがリスク背負う覚悟でないと本当の信頼、長いお付き合いはできないと思いますよ。
でも生き延びていかないと現在及び将来の依頼者のかたに何もしてあげれないことになりますし、そこはわれわれそばにいないので、助けてあげれないし何も出来ませんので上手にしてくださいね。
でもその気持ちが一番大事でなかなか習得できるものではないので大事にしてください。
それはあなたをピンチにさせるかも知れませんが、また守ってくれるものでもあります。
うちでは最初の受任段階で説明をしています。
弁護士が介入すればどのような形（破産・再生・任意整理）でもそれが記録されて、完済後もご迷惑をおかけした業者とは一生ご縁が持てない可能性が高いこと、それ以外の業者も一定期間は信用情報に記載されると思いますので借入ができないと思われること、その期間等についてはこちらでは分からないことを（ご自身で開示を受けることができる窓口については知る限りご案内しますが）。
そもそもどんな形であれ、約束した借金を返せなくなって債務整理をしているので、今後は借金（＝クレジットやローンやキャッシング）で何かを買おうとするのではなく、現金で買える体制を整えてくださいという話をするので、後日ローンが組める・組めない関係でクレームになることはありません。
いいですよそれはそれで間違ってないですから。100点なんです。
ただ、サービス業なんですからお役所（役所はおオンリーワンで競争がないから100点で良いとおもってる）
でなく民間でのサービスの競争にかたないとそのためには120点の仕事も考えても良いですね。たとえばテレビを電気屋で買っても良いですがお金支払って、ありがとうございました、（100点）でもいいわけですが量販店のそこから家に運んでセッテングまでしても（120点）わるくもないです。
そこはそれぞれの先生及び事務所の考えかたで、
もっと深く考えれば、医者や薬剤師の仕事のようにも似て、われわれの仕事は表面上は断ってはいけない仕事に分類されると思いますので、それを実質的に断る工夫なのかも知れません。
もっと、もっと、もっと深く考えれば、でも断れば、別のそう深く考えない別の先に依頼者の方が頼るかもしれないことはそう幸せなことでもないかもしれないです。
みなさま、ご助言ありがとうございます。
とても勉強させていただきましたし、なにより励まされました。
連休中に充電して、連休明けからまた頑張ろうと思います。
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