管財事件で、破産者が不動産を持っています。
不動産は、１０００万くらいの価値があるようです。
たくさん根抵当権がついてます。
・第１ 残債５０万
・第２ 残債５００万
・第３ 残債１０００万
という感じだとして、第１第２根抵当権者が、数％の破産財団組入に応じ
ることってあるんでしょうか？
第１、第２に話すと、「冗談じゃない、うちは競売でもいいんだ」と言うので
すが...・。
それはそうだろうな、という気がします。
こういうケースでは、第３根抵当権者からだけ、組入させるというのが普
通ですか？
ご質問のケースでは、第３根抵当権者からだけ、組入させるというのが普通です。
私が第１、第２根抵当権者でも同じ答えをします。
競売になっても、確実に全額回収できますから。
このような場合、うちでも売却代金より１番、２番の全額弁済分の金額を引いて、売却に必要な諸費用引いて、財団の組入金引いて、残った金額で３番が応じるかどうかだけを問題にしています。
よほど査定価格（売却予定額）が低すぎるといかの他の事情がない限り、３番もそれに異議を唱えることはないです（逆に３番が１・２の立場だったら、当然そうするでしょうし）。
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