個人再生を申立中で、債権届出期間が終了したところですが、
債権者から、別除権があるので商品の返還を求める書類が届きました。債権調査票には記載がなく、申立時には裁判所へは別除権がある旨は届けていませんでした。そこで質問なのですが
①この場合、今後の手続きはどのようになるのでしょうか？
② 債権届出期間が終了しているので、債権額は申立時（まだ、裁判所には債権届出が提出さ れている債権者は確認していません）のままで進み、今後、転売金額が発生した場合は債権に は反映されないことになるのでしょうか？
③ 再生計画案提出日までに転売金額が判明すれば、債権は減額されるのでしょうか？
④ 依頼者は仕事でこの商品を使用しており、返還は難しいかもしれませんが、極力返還させる つもりですが、もし返還しない場合はどうなるのでしょうか？
初歩的なことなのですが、よろしくお願い致します。
別除権は担保権なので、本来は返還を求めることはできず、換価を求めることが出来る権利です。
債権者が、返還を求めているのであれば、それが正当な権利か否かをまず確認する必要があります。
権利の内容が返還を求めることができるものであれば、担保権の実行としての執行手続きにより、引き渡しの執行が可能であるかも知れません。
いずれにせよ、「別除権」などという抽象的な用語ではなく、具体的にどのような権利に基づく請求なのかを書かないと、正しい答えはしてもらえませんよ。
匿名様、ご指摘ありがとうございます。
所有権留保に基づく別除権です。
皆様よろしくお願い致します。
所有権留保は法定の担保権ではありませんので、契約内容により担保権の内容も異なります
契約書を見ながら弁護士さんとご相談いただく以外にないと思います。
物は何でしょう？
営業上、不可欠なものであれば、弁済協定＆弁済許可決定をもらう必要があるかも知れません。返還してしまって商売ができなくなったら再生どころではないですしね。先生とよく相談なさってください。
匿名の皆様ありがとうございました。
勉強になりました。
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