いつも勉強させて頂いています。
今回、初めて生命保険の差押をすることになりました。
インターネット等で書式を探したのですが見つけられず、初歩的な質問で申し訳ないのですが、教えてください。
１、第三債務者（保険会社）の送付先は、本社でいいんでしょうか？
保険証券には本社の住所しか記載されていません。
２、差押債権目録は、預金の差押の時のように「下記の順序に従い････」と書いて「差押 のない預金と･････」のように何か定型の文章があるんでしょうか？
保険証券番号等の内容を記載するだけでいいんでしょうか？
債権執行に関する書式集（書籍）にはたいてい掲載されています。
書籍に当たってみてはいかがですか。
生命保険でも何を差し押さえるかにより、変ります。
生命保険そのものを差し押さえても、債務者が死亡するまでお金はもらえません。
解約返戻金を差し押さえることもあります。
書式は、書式集にだいたいのパターンがありますよ。
送付先は本社でいいと思います。
あと、生命保険の会社名が契約当時と変っていることがあるので、注意です。
保険の何を差押えるのですか？解約返戻金？
私は、「解約返戻金」の「仮差押」ならやったことがあります。
本差とは違うかもしれませんが、参考までに。
１．第三債務者（保険会社）の送付先は、本社宛としました。
２．目録の書き方は、何を差押えるかによって変わってくると思います。
私の場合は、目録には「ただし，債務者が第三債務者 ●●保険会社に対して有する下記保険契約の解約返戻金支払請求権にして、頭書金額に満つるまで」と記載し、下記に、保険の種類、保険期間、保険金額、契約日、保険証券記号番号、契約者、被保険者、保険者、受取人を列記して保険を特定しました。
特に書式等は参考にせず、弁護士と一緒に「こんなもんでいいかな？」と悩みながら作りましたが、大きな問題はありませんでした。
ちなみに、もし管轄が東京だったら、２１部の書記官さんはとても丁寧で親切な方が多い（気がする）ので、（事前に連絡し、ある程度話をした上でですが）ＦＡＸで原稿をチェックしてくれることもありますよ。
頑張ってくださいね。
トピ主です。
みなさん、早速の返信ありがとうございました。
差押えは「解約返戻金」です。
うちの事務所にある本（民事執行の実務）では「債務者が第三債務者に対して有する下記簡易保険契約に基づく解約返戻金支払請求権にして、支払期の到来した順序で、支払期が同じ場合には下記の順序に従い頭書金額に満つるまで」として、下記の部分に保険証券番号等を記載するようになっています。
弁から本のコピー（簡易保険解約返戻金請求権の部分）をもらい債権差押命令申立書を作成するよう指示されましたが、「下記の順序に従い」の記載がひっかかったのと、差押をするのは一般の生命保険２社なので、これで本当にいいのか不安になり、質問させて頂きました。
上の文章中の「簡易保険契約」となっているところを簡易をはずして「保険契約」として、「支払期の到来した～順序に従い」までを削除して、下記に保険証券等の内容を記載すれば大丈夫ですか？
細かい質問で申し訳ありません。
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