毎日、こちらのサイトで勉強させて頂いております。
この度、債務整理の受任時においてのご質問をさせて頂きます。
埼玉りそな銀行が依頼人の給与指定口座なのですが、同行同支店にカードローン債務があり、代理人が入っても給与が入金されてしまえば債務と相殺になると銀行の御客様担当者に言われてしまいました。
しかし、介入しなければ、次月の給与時に返済が行われてしまいます。
（ちなみに破産予定なので、偏頗弁済になってしまいますか・・？）
給与は差押対象ではないと思ったのですが、別件で地方銀行に給与が一時凍結だったか、相殺されたかで大変な思いをしたと先生が話していたので、埼玉りそなも地方かな？と思い、介入を遅らせるべきか悩んでいます。
ちなみに給与口座の変更が来年2月以降とのことです。
もしも、こういった件でお詳しい方がいらっしゃいましたら、是非ご教授下さい。
他の債権者との兼ね合いで２月まで介入待てますかね？
それはとっとと変更してもらって違う口座にしてもらう。銀行に話してるなら、
給料の受け取り方法を手渡しか何かに変えてもらう。とか対策打たないとダメですかね？
破産予定であれば，受任通知を送っていれば，銀行は相殺できません。破産法に相殺禁止の条文があります。
いままでに，何度か銀行から取り返したことがあります。
受任通知を送付し，下記条文を指摘して交渉してはいかがでしょうか。
破産法７１条１項３号
第七十一条 破産債権者は、次に掲げる場合には、相殺をすることができない。
三 支払の停止があった後に破産者に対して債務を負担した場合であって、その負担の当時、支払の停止があったことを知っていたとき。ただし、当該支払の停止があった時において支払不能でなかったときは、この限りでない。
そんなもの分りのいい先ばかりでないので、
じゃ返してもらえなかったことは皆無ですか？
お金が無くて破産するので、
給料の無い月を送るお客さんの大変でないように慎重にするほうが良いと思いますよ。
ｍさんは、条文を引用されていますが、同条第２項３号に
「破産手続き開始の申立があった時より１年以上前に生じた原因」に基づく債務との相殺は可能とあります。
そうであれば、破産申立前に相殺禁止の条文を示しても申立がなされていなければ、上記２項３号でクリアできる可能性が残るので、銀行は口座を凍結します。
しかも、荒川区さんの事案は「破産」ではなく「債務整理」です。
破産法の相殺禁止を主張しても相殺するでしょうね。
会社に事情を言って現金払いにしてもらうべきです。
皆さま、貴重なアドバイスを本当にありがとうございました。
給与を止められてしまったら、死活問題ですので、慎重に善処したいと思います。
会社に事情を話して現金で受け取る事はできませんか？
ウチでは、給料部分について銀行から取り戻せなかったことは皆無ですが、100％とは言い切れません。
給料口座の変更ができる2月まで債務の支払を続けるのはもったいないですね。
そうなんですよ。
給与の入金時に毎月95,000円も引落されてしまうので、
2月まで支払いを続けるのは、非常にもったいなくて。
現金支給を承諾してもらえるように、会社へ説得してもらいます。
貴重な御意見をありがとうございました。
①給与の現金支給ができれば、一番いいでしょう
②銀行口座引き落とされたちゃったとしても、事情を陳述しておいて、管財人（管財事件であれば）が否認行為として、銀行から取り戻して、財団債権となる
というところではないでしょうか？
同廃のときでも、問題にならないように思いますよ。
即日でも対応できること，来年２月まで、給与振込先口座
を変更させない会社が悪いですよね。
さっさと預金口座を解約すれば，会社は現金で渡すか，別
口座を指定させるしかなくなりますわな。
まさか，２月まで払わない，とは言えないでしょう。
給与の入金日と返済日は同日ですか？
来月２月以降の変更とのことですが、
１２月は支給済で１月だけ返済口座入金であれば、
返済日の前に残高を端数残してＡＴＭで引き出してから
受任通知を送るという方法も。
給与が１２月も１月も返済口座に支給されるのであれば、
上記の方法で１２月は逃れても未処理に引っ掛かっていて
１月に引き落とされることもあり得ます。
引落不能２週間経過で未処理が消える場合もあるので、
引き落とされないこともありますが。
以前勤めていた銀行の取扱いなので、
埼玉りそなとは勝手が違いますことを申し添えます。
ちなみに、その銀行では
任意整理は受任後の入金も相殺対象でした‥‥。
皆さま、御返信ありがとうございます。
大変、勉強になりました。
埼玉りそな銀行の相談窓口にも確認したのですが、
やはり、給与の入金口座を変更するか現金支給にして対処するしかないと話していました。
会社側がそれに応じてくれないと困るのですが、とりあえず、説得するようお伝えしました。
会社が口座の変更や現金支給に応じてくれない場合、
返済日と給料日が同日なので、、確実に引き落とされてしまいます。
破産予定の案件なので、偏頗弁済を指摘されると困るのですが、
とにかく会社を説得せざるを得ないですね。
思いつきであれですが、２月まで通帳とカードの紛失届出したらどうなるかな？
３月にまた発見する。止まるし給料は振り込めないし、引き落としも無い。会社には通帳紛失したので振込先変えてください。現金でもらう。破産どうこう言う必要がない。
自らの意思で支払ったのではないのですから、偏頗弁済のお叱りをうけることはないと思うのですが。
ごめんなさい、紛失届けだしても通帳とカードが止まるだけで、口座そのものは止まらないみたいです。口座解約してしまったらダメなんです。銀行は要件の書類がそろっていれば、解約せざるをえないと言ってましたけけど。
匿名様、ありがとうございます。
銀行の口座を解約する場合、銀行に債務が残っていれば、解約に応じないケースがありましたが、埼玉りそな銀行はどうでしょう・・？
口座を解約されたら、会社側も現金支給するしかないですよね？
しかし、会社は現金支給や早急の口座変更に応じない御様子で、これ以上の説得は難しいそうです。
この場合、変更が完了する2月まで待つ以外ないですよね。。
現時点で、ある程度残高があって債務の相殺のできる状況なら、解約しても、そこから差し引いて渡すと言っていましたが、今残高が無く口座空っぽにして、解約すれば、会社からの給料の入金は出来なくて、債務を差し引くことが出来なくても解約せざるを得ないと思いますが（ある程度分っていても、その給料と相殺すること事体、銀行どちらかといえばしたくなければ、大儀名文があればのってくれるかも知れません）、会社の経理部も給料が振り込めない事体が生じれば、手渡しで渡さざるを得ないと思いますが、若干乱暴でバタバタして、およそ品位のある法律事務所がとる手立てではないとの意見も聞こえてきそうですがお客さんがかってにしてしまうことはありえますか。
口座解約でいないと思いますよ
銀行に債務があって、その返済（引き落とし）口座に指定されて
いれば、通常は口座の解約だけは受け付けないと思います。
（別に口座を作って、そこから引き落とす等の手続変更であれば
ともかくですが。）
現金支給もして貰えないのであれば、2月まで待つしかないように
思ってしまいますね。
昔、反対の立場で、銀行に解約をできるだけ引き伸ばすように頼みましたが、口座の持ち主からの要請をこれ以上断りきれないと反対に泣きつれたことがありましたけれど、
また僕はもし解約できなくても、その解約しようとした努力が、一定のお客さんとの信頼を強めてくれるものにはなるのかも知れません。のように思いますが。
（別に口座を作って、そこから引き落とす等の手続変更であれば
ともかくですが。）
これでいいのであれば、その別の決済口座には給料が振り込まれないものにすればいいのですかね？
>>その別の決済口座には給料が振り込まれないものにすれば
>>いいのですかね？
もちろん、いいでしょうね。
ただ、今回のお話しだと、給与の振込指定口座変更が早くて
2月ということでしたので、内容としては変わらないと思い
ますが。
もちろん、決済口座自体を閉じて新たに開設するとなると
それなりの理由が必要でした。
今般の事案は、銀行に債務が残存しているという時点で、この
口座の解約は、たとえ書類が揃っていたとしても、銀行（各銀行
によるとは思いますが）の規定で非常に困難なものであると
思います。
信頼云々については、私には分かりません。
依頼者のために最善を尽くしたいとは思っていますが、依頼者が
判断することですので。
僕も実は余り好きではないんですが、気持ちを形に見せるのは大事かも知れないと人には言います。
内容がしっかりした充実したものであれば、そとの包み紙が新聞紙でも良いのかもしれませんが、多くの品物はデパートの包装紙のように綺麗に包まれます。
それでお客さんのところに運ばれるのです。
そんな感じです。
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