東京地方裁判所には自己破産の申立の予定です。
しかし、申立て直前になって、偏頗弁済が発覚しました。
本人からの申告はないので介入通知もだしてませんでした。
借入をして、うちが受任した後、2回程、銀行から引き落とされていて、その2回で完済しています。（現在債務はないです。）
口座も今回、忘れていた口座の通帳が出てきた。というので、使ってなくても記帳してください。といったら、出てきたものです。
本人は、他に免責不許可事由も無いし、管財費用もないので 同時廃止で行きたいのですが、このことどう処理したらいいですかね？
ちなみに返済してしまった額は２万円です。
出勤ですか？おたがい大変ですね。カードローンを忘れておられた感じですかね
静かに裁判所にその事情をそのまま、具体的事情か、あるいは上申して、裁判官の判断を仰ぐことになりますかね。それが２万円で、偏頗性が仮にあっても、全体に借金の返済が無ければ、恐怖と欠乏から免れた健康で文化的な生活を回復できる見込みが望めれば、「本件に現れた事情を総合的に勘案すれば免責を許可するのが相当である」と最良の場合もありますので、あわせて、謙虚に管財人報酬、（官報広告料はやっと何とかなっても）の捻出が難しいことを言外に記載するの工夫をすると良いですかね。また生活保護の受給があるとパスしやすいですが、幼いお子さん（これは感です。根拠なし）とかもいるとまた良いと思いますですが
グッドラック！
それと、ありがとうね。
また皆様もありがとうございました。
これについては、次の点が問題になると思います
１ 債権者を失念していた理由
２ 預金口座の存在を失念していた理由
３ 預金口座が発見された経緯
そして裁判所としては上記３点について、通常は破産管財人に調査をさせたうえで、免責の有無を判断するのだと思います。
そのために、管財事案になるでしょうね。
では、どうすれば、管財事案にならずに済むか
東京地裁の運用はわからないのですが、少なくとも上記３点について詳細に報告書を出すことがまず第一だと思います。
このとき、上記１，２，３について、１点の影もないような報告をする必要があります。
矛盾する報告や信じがたい理由であれば、管財事案になるのではないでしょうか。
トピ主さんの事務所で、１，２，３の点について、資料とつきあわせて矛盾のない、だれもが納得できるような報告書を作成するように努める以外にはないと思いますよ。
なお、ただ、預金通帳の存在を忘れていた。発見されたので記帳したら、忘れていた債権者への口座引き落としがなされていた。
だけだと、管財事案になると思いませんか。
ありがとうございます。トピ主です。
正直、自分の考えでは管財事件にすべきかとも思っています。
管財人費用は、罰ではないですもんね。
ただ、この方、本当にお金が無くて、おまけに鬱傾向があって、一日でも早く免責させてあげたいんですよね。本人も、間違えなく注意不足ではありますが、悪気はなかったんです。
皆さんの感覚から言って、同廃の可能性はどの位ありますか？
他の事情は綺麗です。
心配になってしまい、連休に突入できる心情じゃないんです。
よろしくお願いします。
一日でも早く免責させてあげたいということはよくわかります。
ところで、東京地裁の運用では、同時廃止事案と管財事案でどれくらい免責までの期間が異なるのでしょうか。
大阪では、管財人の処理スピードにもよりますが、免責観察型の異時廃止事案であれば、さほど異ならないような気もしますが。
僕はそれはドウハイで、できると思います。
他にも（それどころでないもの）をいくつもドウハイにしてきました。いや、してもらいました。
申立後通帳が新しく３冊出てきて、新しく５社債権者が判明したこともあります。
直近にカードで「ハンドバッグ」をデパートで買ってる。
通帳の中にＪＲＡの通帳があったこともあります。
営業のときのミシンを３台持っているとか、
相続をしていることが後で分るとか、
申立準備中に営業して、お店にお金を取り立てに来られるとか
確かに追完で相当苦慮はしましたが、
ぱっと思いつくだけでもこれくらいはあります。
お客さんの大概はﾄどうしたわけか口座を沢山持っています。しかし皆さんも生活の実感から分るように本当にメインに動く利用する口座は１、２つです。
他の多くは大抵机の引き出し、かなんかに残高の把握もなく放置しています。それで今回の申立になって、先生から「口座全部」と言われて初めて机を引っかきまわしてこんなのもありました。見たいなものでしょう。債権者もだいたいはもうそれくらいの貸し金は放置してあって、今回のことがあって初めて動くきっかけで、口座が動いていて、残額もあって回収できる。相殺しました。みたいな物ですかね。それが偏頗弁済になって、免責できないにしても、裁量でも免責にしたほうが２万円程度なら債権者全体の利益になると判断する裁判官の方のほうが多い気がします。
少なくともこちらから管財でだしてすることも無いのかなと思います。お客さんが「悪気がないこと」を伝えるすべとして、代理人がドウハイの努力を申し出ていると受け取るとも思いますので。
回答ありがとうございます。
勉強不足ですみません。
免責観察型の異時廃止事案というのは、どのような手続なのかわかりません。。。もしその手続が取れて、費用負担が軽減されるなら、取りたいと思います。
また、 ID：f8983fea7220様のような事案でホントに実際、同廃が通っているのでしょうか？すごい手腕ですね。是非、御教授ください。お願いします。
当事務所の弁護士であれば、すぐにあきらめて管財費用の積立を指示しています。
先生がそう言うのなら仕方が無いですかね。聞けてないこともありえますから？
本当です。個々の事案の背景もあるので、あれですが、そんなに特別なものでもないと思いますが、世の多くも、これくらいの方はドウハイになってます。よね？
ごめんなさいね。拡張の有利でもないと、ドウハイでするので（出来るので）、意外と管財の申立は弱いです。
勉強になります。
おそらく私の感じでは、ウチの弁護士は基本、自己破産は管財、例外的に同廃もありうる、のような感覚なのだと思います。
単にそう思っているだけなので、事務員の立場から、『軽度の免責不許可自由なら、同廃でも可だった例があるようですよ。チャレンジしてみません？』とかいったら、喜びそうです。
ですので、この機会に同廃の技術（？）を習得したいです！
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