こんばんは。
初めてで、本等で調べても何点かよくわからないので、教えて頂けると助かります。
大阪地裁に競売申立を行う予定です。
①裁判所のHPを見ると、必要書類として「債権者等一覧表」をつけるように記載されているので
添付しようと作成中ですが、これは乙区に記載されているすべての権利者についてそのまま記載すればいいのでしょうか？
例えば、条件付賃借権設定仮登記や、仮登記根抵当権の移転仮登記、賃借権などたくさんありますが、賃借権の権利者も、債権者にあたるから記載する、ということになるのでしょうか。
②競売申立書も、債権差押命令申立時のように、申立書、その他目録に捨印を押しておくと、裁判所で訂正してもらえる扱いになるのでしょうか。
③請求債権は元金＋確定した損害金で計算しますが、損害金を確定させずに、元金のみで請求債権とするということはできますか？
自分で調べるべきことだとは承知しておりますが、
どなたか、お詳しいかた、教えて頂けますようよろしくお願いします。
すみません、円です。
上記①に質問の追加をさせて下さい。
登記簿にある、賃借権が期限付きで、既に存続期間を過ぎているような場合には、債権者一覧表には当然あげなくてよいと考えていいですか？
あくまで私の事務所の場合ですので、誤りがあるかも知れませんが。
① 債権者一覧表
乙区欄だけではなく、甲区欄から判明する全ての債権者（差押債権者や仮登記権利者等）を記載しています。
存続期間が経過している登記簿にある、賃借権者も記載しています。買い受け人に対抗することは出来ないかも知れませんが、更新されている可能性があるからです。
② 競売申立書の捨て印
裁判所で訂正してもらえる場合と、訂正申立書を出すよう求められる場合があります。
ただ、最近は訂正申立書を出すように言われることが多いように思います。
③ 若干意味不明ですが、請求債権を元金＋未確定の損害金とすることは可能です。
この場合、元金ベースで登録免許税を計算します。
以上、私の経験から書かせて頂きましたが、裁判所の運用がよく変更になるので、間違っていたらごめんなさい。
大阪の事務職員様
早速のご回答ありがとうございます！
とても参考になります。
厚かましいのですが、更に教えて頂いてもよろしいですか？
① 債権者一覧表
甲区欄の債権者も記入するとのことですが、所有権移転請求権仮登記や、所有権移転請求権の移転などと記載されている場合、これは債権者にあたりませんよね？
② 競売申立書の捨て印
訂正申立書を求められることが多いとして、まずは申立時には捨印は押して申立をされていますか？
（債権差押命令申立書の場合は、捨印を押すことで対応して貰えると法律事務の本に書いてありますが、競売申立書についてはそのような記載が見当たらなかったのですが、押しても良いのかと思いまして･･･）
聞いてばかりで申し訳ありません。
① 債権者一覧表
債権者にあたる場合もあります（仮登記担保など）ので、利害関係人ということで、記載しています。
② 競売申立書の捨て印
訂正申立書を求められることが多いので、最近は捨て印を押していません。
お返事が遅くなって申し訳ありません。
ありがとうございました。
教えて頂いたことがとても参考になり、申立書が形になりましたので、週明けには申立て出来そうです。
訂正を指示されることが多いんですね･･･
競売申立は添付書類も多いですし、請求債権等目録も自信がないので、私も訂正を言われそうです。
でもお盆前になんとかなりよかったです。
本当に助かりました。
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