破産管財事件の配当をこれから行うのですが、
私の担当弁護士は、配当に際し、債権届出時に提出された債権の疎明資料の原本を確認してから配当をします。
そのため、債権者の方に原本の提出を求めるわけですが、持ち出し書類であったり、手間がかかるため常に「そんなことを言われたことはない。」「なんで必要なのか。」と言われます。
地域によっても異なるのかもしれませんが、
皆様のところでは、原本の提出を求めていますか。
また、送金による配当の場合、領収証の提出を求めますか。それとも送金依頼書のみで手続きされますか。
つまらない質問ですが、お教えいただけるとありがたいです。
とりあえず手形・小切手は原本出して下さいとお願いしていますね。
転々と所持人が変わることが前提の書類ですから、ちゃんと原本持っている人に支払わないと、と伝えてごねられたことはとりあえずありません。
旧法時代は借用証書原本とかも出してもらっていたのでとても手間でしたが、手形だけなら比較的楽です。
昔は依頼書とともに領収書も前もって出してもらっていましたが、現在は裁判所が振込依頼書と銀行の振込明細をセットで出せばＯＫと言っているので領収書は無しです。
元々、支払ってもいない配当金の領収書を先渡しせよというのは嫌だったので（自分が債権者なら「？」と思うので）、今の運用になって助かってます。
当事務所も、手形は原本照合で出して貰っています。
金証や譲渡契約書等は出して貰っていないですね。
銀行関係だと余計出し渋りますよね。
配当金を送金の際は、かずさんのところと一緒で、
裁判所は、振込依頼書だけしか提出を求めてこないので
領収書は出して貰っていません。
貰ってもいないものの領収書って、腑に落ちないですものね。
（同封していると送ってくるところもありますが）
管轄によって、取扱には違いが多いと思いますが、
手形/小切手の原本照合も不要となっております。
資格証明も原本でなくてOKのところもあるようです。
大手の債権者から、資格証明の原本還付を言われることも多いですが、
「こちらの裁判所取扱は、原本提出です。」
と、スルーしています。
悩み人さんも裁判所に一度、確認されてみて、その上で弁護士にご相談されてみてはいかがですか？
旧法時代は、債権証書原本に配当の奥書をするのもかなり手間でしたが、今は随分楽になりました。
管財手続の中で、配当が一番楽しい業務です（笑）
こちらでも，届け出債権の疎明資料の原本確認は基本的に行いません。
手形・小切手以外は，求めたことないですねぇ。
変更があった場合の資格証明書や，届出印とは異なる実印使用の場合の
印鑑証明書は原本を求めますが。
旧法のころは，だいぶ面倒だったのですね。
こちらの裁判所でも，振込による配当の場合の領収証は，不要です。
配当実施報告書に添付するのは，直接ＯＲ切手配当の場合の領収書と，
振込明細書のみで，それ以上を求められたことはありません。
皆様、ご回答ありがとうございました。
やはり、手形/小切手以外は原本提示は求めて居ませんよね…。
領収証のことも含め、管轄の書記官に確認をし、弁護士にも再度やり方の指示を求めようと思います。
どうもありがとうございました。
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