はるはる2009/11/27 19:58:16ID:68addf0ab53a
同性愛者であることを職場でオープンにしていらっしゃる方というのは日本ではまだまだ少ないのではないかと思います。
特に法律事務所というのは、非常に閉鎖的な場所というように個人的には感じています。
東京の巨大、大手事務所などではどうか分かりませんが、個人経営あるいはそれに近い事務所では「弁護士の考え方がすべて」、です。
弁護士もいろいろで、実際、法を扱う仕事をしていながら、自分の差別的発言には全く無頓着な方もおられます。
法律事務所でもセクハラはおこり、パワハラがおこっていることからしても、弁護士だからといって、人格的にもすぐれた人物とは限らないということです。
面接でカミングアウトされることは、採用されることを第一に考えた場合、保守的な弁護士事務所ではマイナスになることも当然あり得ると思います。
ですから、経済的事情から採用を第一に考えるなら、あえてそれを声高に叫ばないほうがいいのかなとは思います。
ですが、仮に黙っていて採用されても息苦しくなるぐらいなら、こちらから願い下げと思われるなら、きちんとお伝えになるほうが双方のためだと思います。
私個人としては、同じ職場に同性愛者の方がいたとしても特別な感情は持たないと思います。同僚とは人と人として接しますから。ですが、あえてそれを職場で言うことには違和感がないと言えば嘘になるかもしれません。職場はあくまで仕事をするだけで、プライベートな話はしませんので。
理想と現実にはギャップがあります。将来のきちんとしたビジョンをご自身でお持ちなら、そこにたどり着く過程にする仕事は飯を食うものとある程度割り切られるほうが楽だとは思います。
匿名2009/11/27 20:14:54ID:68addf0ab53a
質問者さんと同じ年代の女です。都内の法律事務所に入所して数年です。
まず、同性愛者であることをわざわざ面接の時に言う必要はないと思います。
ただ、法律家を志すようになった理由を包み隠さず話してそれを分かってもらった上で選考をして欲しいというなら別ですが…。
それと、小さな法律事務所の事務員の選考の時、熱心に法律家を志すようなことを言うと、面接官によってはかえってマイナスに働くことがあると思います。
「うちじゃ、法律の知識必要ないから、物足りないかもよ?」
みたいな。
うちのボス弁がそうゆうカンジの人です。
私は、同性愛者ではないですが、異性に全く興味ないです。もっと言いますと、漫画の中の人が好きで、給与のほとんどは趣味の方へ流れていきます。漫画のためなら睡眠時間を平気で削ります。オフ会があると積極的に参加したりしています。
他の事務員には、私が、ドラマ等流行りのものには興味がなく専ら漫画を読んでいることは知っていますが、ここまで重症であることは知りません。
さて、事務所内にセクシャルマイノリティがいた場合ですが、私は何とも思いません。他人に興味がないので。興味があるのは漫画です。
ただ、私のような考え方の人間は少数派だと思います。
事務員の人数が少ない事務所ですと、人間関係はとてもデリケートです。ある程度は息苦しい思いをしなければならないかもしれませんね…。
匿名2009/11/27 20:39:21ID:68addf0ab53a
丁寧なアドバイスありがとうございます^^
やはり、事務所によってまちまち、理想と現実にはギャップが
あるんですね。たしかに弁護士さんによって考え方も違うし事務所のカラーもあると思うので法律関係の仕事だから一般企業より
そういう部分では人権が尊重されたりするのかなとか、かすかに希望を持ってた自分が甘いと感じました。。
今は経済的にも、自分にとって就職することが第一なので頑張ってみようと思います。僕は大学生の時に周囲にカミングアウト
したのですが、それまで抑圧された生活だったのもあり、もうこれからは自分のセクシャリティの面では自由に生きたいと思い
学校でもアルバイト先でも積極的にカムアウトし、ゲイの弁護士さんの講演会を聞きに行ったり、人権活動に参加したりなどアクティブに生活してきましたが現在就職という壁にぶつかってしまいました^^;
でもこれも生活のため、将来法律家になって自分の目標を叶える
ための修行期間なんだと思い頑張ってみようと思います。
職場は仕事をする場所ですもんね。
不安だったのでアドバイスしていただき本当に嬉しいです☆
感謝します^^
匿名2009/11/27 22:34:55ID:68addf0ab53a
私も,あえて面接時に言う必要はないに1票です。
他の方もおっしゃっているように,ぜひともあらかじめそれを知った上で採用してほしいというなら,別ですが…
私は,個人の性的志向を職場にいちいち説明する必要があるとも思わないし,たとえば自分が同僚のそれを把握する必要があるとも知りたいとも思いません。というか関係ありません。職場は仕事をするところですから(たまには,職場恋愛とかもあるんでしょうが…)。それは隠すということとは違うと思います。少なくとも私だったら同僚に求めるのは,仕事ができるかどうかです。むしろ,私は,自分の性向をわざわざいうのは,公私混同とみられるのではないかという気がして,あまりお勧めはできません。公私をきっちりわけるというのも能力の一つだと思います。
その他のアドバイスとしては,法律事務所はむしろ保守的なところが多いという気がします(依頼者に信頼してもらうことが仕事なので)。特に,小さいところほど。そして小さいところは人間関係に逃げ場がなく,やりにくいかも。
また,男性のほうが気にしそうな気はするので(私の偏見かも),もしかしたら,女性の弁護士のところとかのほうが向いてるかも。場合によっては喜ばれるかもしれません(女性に対するセクハラを特に気にするようなところとかだと)。
虹色さん自身も,面接を受ける際には,その事務所・弁護士が自分とうまくやっていけそうか,信頼できると思えるかはきちんと見て下さい。カミングアウトはともかく,仕事をするとなったら,長時間毎日一緒にいなければいけない人たちですからね。
仕事の能力が高ければ,どんな職場でも歓迎されると思います。ぜひ仕事の内容で勝負してください。
虹色2009/11/27 23:32:25ID:68addf0ab53a
アドバイスありがとうございます^^
そうですよね、職場は仕事をするところ、本当にその通りだと思います。ただ、僕が法律関係の仕事を志した理由が自分がゲイでセクシャルマイノリティの人たちのサポートがしたいというのが
主な志望動機なもので(もちろんその他の社会的少数者・弱者の方たちのためにも働きたいですが)履歴書の志望動機の欄を書くときや、面接で質問されたらどうしようとか色々悩んでしまうんです。。また、企業に勤める友人の話を聞くと未だにまわりの結婚話に頭を抱えたり、男性社員同士で飲みに行くと異性の話題についていけなかったり周囲に話を合わせることにも一苦労だそうです。仕事が大変なのは社会人として仕方がないと思ってますが
そういうセクシャリティの面では正直あまり悩みたくないです。
と言っても今の日本の社会ではなかなか難しいのは自分でもわかってます・・。なので皆さんのアドバイス通り、自分の目標を達成するまでは、カムアウトは別にして仕事内容をしっかり身につけていこうと思います☆
確かに、僕の友人でも女性は寛容な方が多い気がします^^
フェミニスト的な法律事務所で求人ないかなぁ・・。
でも事務所に入ったら男性職員の方もたくさんいらっしゃると思うので、素直に仕事して男女職員みんなから可愛がってもらえるよう努力したいと思います^^
みなさんアドバイスありがとうございます。
匿名2009/11/27 23:39:30ID:68addf0ab53a
今日は、うちは派遣、契約含めて50人くらい事務局います。そんなで中に受付のおネイさんでたぶん反対の女性にしか興味のないかたがいます。そんなに積極的にカミングアウトもしてないですが、本人もあまりそれを意識されてないと思いますがたぶんみんなそれとなくわかっています。何をといわれてもあれなんですが何か違うので、いつもショートカットにカッターシャツに黒っぽいスーツです。それでも抜群にいつもセンス良くて感じよくてファッションリーダーで仕事が実に良くできます。また結構本当の意味で親切ですごく合理的で頭が良いです。いっしょにいると、大人と周りのふつうの事務局は子供に見えます。その分仕事できたて周りを黙らせています(受付と倒産関係とで部署が違うので全部見てるわけではないですが相当苦労もしたとは思えます。それが良いかどうかは別にしても長い目で見れば結局生き残ったのは彼女だったような)。「個人的には勤労の自由は保障されていて、確か、もんち、性別、思想信条、政治的、経済的理由で差別されないはずだったので頑張らなくても仕事ができなくてもしたい仕事につけているべきだとは思いますが」僕はその正反対でバタ臭くて不合理でおせっかいは同じで、彼女がすると親切で、僕がするとおせっかいになります。そんなこんなで、すごく合うようなまったく合わないようなでも、あまり話さなくっても、認めてますって感じで適度の距離をずっと保ってます。
それで、個人的にはあえてそれをポイントにすることもなく自然に対応されて普通にことに当られて、もし何かにぶつかることがあればそれに対応して何とかされるとかのほうが、また書士の勉強なら不動産登記、商業登記の実務的試験問題があるのでそれはやはり書士事務所に勤務しているほうが馴染みやすいように思いますね。ただこれだけ過払いとかあって書士の仕事の多くの部分を占めるようになってくると個人的には「債務整理」と「不動産商業登記」の試験問題の選択できる時代が来ないかなと思ってたりします。大事のための小事にあまりつっかからないで辛抱もいるかもしれません。
虹色2009/11/28 00:28:26ID:68addf0ab53a
具体的なアドバイスありがとうございます^^
その女性の方(おそらくレズビアンの方?)みたいな人素敵ですね。自然体で仕事もきっちりこなし、ファッションセンスもあるだなんて憧れちゃいます♪
なんだかんだでまわりの方たちにもわかっちゃうものなんですかね(笑)僕も普段は友人やら、バイト先でもカムアウトしちゃってるせいか話し方やしぐさがいわゆるちょいオネエ系入っちゃってるのでカムアウトしてない人にもバレてると思います(汗)
アルバイトは今までアパレルやカフェなど比較的ゲイを受け入れてもらいやすい職場だったので気にならなかったのですが、どういうわけか学生時代にゲイの権利を守りたい!法律家になりたい!という熱い思いがでてきて今に至り就活で悩んでます><
でも皆さんのアドバイスを聞いてて仕事として割り切り、自然体で一生懸命仕事にのぞめばそれでいいんだと思えました☆
あまり気にしすぎてもよくないですね^^;
書士なら書士事務所の方が僕もいいのかなと思ってるのですが就職のことを考えると大手でたくさん採用している法律事務所の方がいいのかなと思い就活してますが書士事務所も頑張って探してみます。いろいろアドバイスしていただき本当にありがとうございます☆感謝です^^
少し勇気が持てた気がします。
返信不要の独り言2009/11/28 07:41:48ID:68addf0ab53a
1つの司法書士事務所を含めた3つの(小規模な)事務所を自ら経験していて、かつ、知人・友人から他所の事務所の話をよく聞く私からすると、上記の方々が言われる、「プライベート云々はどうでもよくて、仕事が出来るか・能力あるかでこそ人を評価する。」みたいな意見は理想主義というか、本当かな、という気がします。
実際、一定の能力がある人の間では、パラリーガルの仕事は(究極的には、町弁程度の仕事も)、経験積めば誰でも出来る仕事な訳で能力差なんて殆ど無いのではないか、勝負所は、プライベートを晒してそれをも含めた人間関係の巧拙であって、そこらを含めて各人の評価・能力が決まるように思っています。
結局は、「能力」「仕事が出来る事」の定義の問題かもしれないし、大規模事務所と小規模事務所の違い、都市部と地方の感覚の違いもあるかもしれないけれど。
はるはる2009/11/28 10:44:40ID:68addf0ab53a
最初にレスしたはるはるです。
都市部勤務です。
士業はたんに仕事が出来るだけではきついです。
営業能力、社交性が問われます。
経営者として仕事をとってくるパイプが必要ですから。
大規模事務所で一生勤務弁護士をするのであれば別ですが。
ただ、パラリーガルというか事務職員に関してはプライベートをさらして仕事をしなければいけない局面というのはほとんどありません。依頼者の心を開くために、話の中で自分のことに触れることもありますが、正直事務職員のプライベートな部分を同僚にしろ、お客さんにしろ開示することはあまり好ましくないことであると思っています。トラブルの元になりますから。その辺のさじ加減はそれぞれが良識をもって学ぶことかと。
事務職員に関して、年数を積めばある程度のレベルに達することが出来る、それはその通りだと思います。ですが、ある程度以上の差が大きいのを知り合いの先輩事務職員さんを見ていて思います。その能力の差は仕事に対する姿勢の違いであり、勉強量、努力の量の違いかと。
いずれにしても虹色さんは事務職員を最終就職先と思っておらず、士業という夢をもっているなら、まずはどういう仕事をするのか、どういう世界なのかを見るために、就職の努力をされるのは悪くないと思います。ただ、同性愛という問題でなくても、自分の感情を殺さなければならないことは、社会に出れば山とありますから、何かあったときに、すぐに「差別だ」とか、「権利があります」とか、そういう言葉を安易に発しないほうがいいとは思います。事なかれの世界ですから「扱いにくい変な人」というレッテルを貼られる可能性が高いです。また、心ない人の発言などにいちいち傷ついていては身が持たないので、傷つきやすい心の部分を鈍感にする、それも努力のひとつかとは思います。