いつも参考にさせて頂いております。
以下の事柄につき、ご存じの方がいらっしゃいましたら、お知恵を貸して頂けると助かりします。
相続関係なのですが、現在、財産調査をしております。
被相続人が突然の不慮の事故で死亡したのですが、親族とは疎遠で
誰一人、当人の財産範囲を知りません。
そのうえ自宅が火災にあい、全てのものが焼失してしまいました。
そこで、同人の財産を調査するため、照会請求の利用を考えておりますが、
保険の有無のように金融機関もまとめて出来る方法はございますでしょうか。
その場合、請求先などはどこになりますでしょうか。
銀行名も支店も解らない状況で、利用された方がいらっしゃいましたら、是非とも
お知恵をお借りできればと思いますので、宜しくお願い致します。
23条の2の照会とはちょっと別の話ですが…
依頼者は親戚（相続人？）ですか？それとも相続財産管理人に選任されていらっしゃるのでしょうか。
もし，確定申告をしている方でしたら，税務署に確定申告書の閲覧を請求してみるのも手だと思います。
それで申告書を作成している税理士がもしいるようなら，その税理士に聞くのがとても役立つと思います。
また，市町村に，所得証明や固定資産の名寄帳をとってみるのも，とりあえずは役立つと思います。
後は郵便物（請求書等）が来るのを待つのも有効だと思います。
口座振替をしているものがあれば，そこで口座がわかることがあります。
（転送手続きができればいいのですが，亡くなった人の転送はしてくれないんですよね）
そのほか，債務もありそうであれば，信用情報機関に照会を出してみるのもいいと思います。
もし，債務があれば，口座引き落とし等をしてるかもしれないし，その債権者から資産に関する情報等（担保物件があるとか）を得ることができるかもしれません。
匿名さんの仰るとおり、郵便物を待つ、というのはいい手だと思います。
郵便物から、１つでも預金口座がある銀行が判明すれば、相続人から
窓口に出向いて貰えば、全店照会をかけてもらえるところがほとんどです。
ゆうちょは、郵便局に出向き、貯金口座があるかどうか、事務センター
に問い合わせをかけて貰う手続きを執れば（これも相続人からで
ないと出来ませんが）、多少時間は掛かりますが、口座がいくつあるか
回答してくれます。
また、預貯金口座が判明したら、その取引履歴を徴求して貰うと、
引き落としの記載も出てくるので、保険料の支払先や返済先も判明します。
同様の案件を担当しましたが、23条照会は利用しませんでした。
相続人から、取って貰う方が、ずっと速かったからです。
しかし、単身赴任の方であったため、なかなか調査が進まず、相続承認
放棄期間伸張の申立もしました。
頑張ってください。
ご意見ありがとうございます。
依頼人（ただ一人の相続人）の方がかなりのご高齢で、気長に待っているというのが難しい状況なのです。
郵便局の手続はすでに記載された方法ですでに申請しております。被相続人の方は５年おきくらいに住所地を変えており、死亡地も地方であったため、郵便物を待つというのも難しい状況です。ですので、まとめて銀行口座を確認し、すみやかに手続に移りたかったのです。
信用情報に問い合わせはすでに行い債務は全く無いことが判明しています。確定申告をされている方でもないので（年金受領者・これは郵便局でした）本当に解らないのです。けれど、長期入院しており、その入院費用はきちんとご自身で支払いをされていたので、必ず口座があるはずなのです。それで、調査をということになりました。
５年おきくらいに住所地を変えている，というのでは厳しいですね。
やはり，現在の地元の金融機関を手始めに，しらみつぶしに弁護士会照会を出すことしか思い当たりません。
ちょっと費用がかかりますが…
しかし，もともと家があり，長いこと入院中だったのであれば，
水道光熱費・固定資産税・健康保険料などは引き落としにしてなかったのでしょうか？
これらは，家の所在地や住所がわかれば特定できるでしょうから，
そちらも当たってみてはどうでしょうか？
もし，火災保険その他の保険が既に判明しているのでしたら，その保険料の引き落とし口座がないかも調べられるかもしれませんね。
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