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パラリーガルコラム

パラリーガルの魅力って?~パラリーガルになって良かったこと~

2016.11.04 written by ずんだ係長

みなさんこんにちは。ずんだ係長です。今回のテーマの内容をお話しする前に,私がパラリーガルになる前のことについて少し紹介したいと思います。

私は,今でこそ法律に携わる仕事に就いていますが,大学時代は法学部ではなく,法律とは接点のない児童福祉や障害者福祉を専攻とする学部で学んでいました。大学卒業後は塾講師兼営業の職務に就き,法律とは程遠い仕事に就いていました。自分の進む道を掴み切れぬまま,無我夢中で社会人としての道を模索していく中で,やっと自分の特性が見えてきました。それは,自分が前面に立ってチームリーダーとして営業目標を達成することよりも,縁の下の力持ちとなって,細やかな心遣いでサポートするほうが得意だという点です。幸いなことに,私は緻密な事務作業を漏れなく遂行することが得意だったので,もっと自分を活かせる仕事はないものか,せっかく転職するなら専門的な仕事をしたい,そういう思いでたどり着いたのが,パラリーガルという職業でした。今回は,そんな私がパラリーガルになって良かったと思うことについて,お話ししていきたいと思います。

1 小さな達成感の積み重ねがある

パラリーガルは,弁護士のように前面に立って調停や裁判で戦う戦士ではありません。あくまでバックヤードであり,戦場に向かう弁護士に武器を調達する仕事です。弁護士の武器は書面です。そしてその書面一つ一つを確実に完成させることにパラリーガルの醍醐味があります。小さな仕事かも知れませんが,一つ一つを完遂していくことに達成感の積み重ねがあると感じています。

2 とにかく飽きない

裁判所や相手方に提出する書面は,提出方法こそ決まっていてルーチンワークとなっていますが,その内容は事件によって様々であり,書面作成していて飽きることがありません。また,書面には基本の形がありますが,その形も多様なので,覚えれば覚えるほど次の書面に活かすことができ,日々成長できるといった楽しみがあります。

3 突発的な案件を処理できたときの達成感

弁護士は多くの案件を抱えていますので,書類提出期限ギリギリにパラリーガルに仕事を依頼することも少なくありません。「あと30分しかない!」といった切迫した状況でも,冷静に頼まれた仕事を完遂できたときの達成感はひとしおです。

いかがでしたでしょうか。ここで挙げたものはほんの一部に過ぎないものですが,私が日々業務の中で感じているパラリーガルの魅力を少しだけご紹介させて頂きました。皆さんも是非,経験を積まれてパラリーガルの魅力を発掘していって頂けたらと思います!

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