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パラリーガルコラム

法律事務所で働いてよかった!と思ったこと

2017.02.17 written by 眠る花

これからパラリーガルになろうか悩んでいる方。パラリーガルという職業は、一生、続けることができる仕事なのだろうかと疑問に思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

かく言う私は、パラリーガルとして早7年目。個人的には、これまで法律事務所で働いてきてよかったと思いますし、これからも可能な限りこの仕事を続けていきたいと考えています。

それはなぜか? 

理由として挙げられることは、常に法律に触れ、学ぶことができる環境であること、かつ仕事とプライベートの時間をきちんと分けられることです。

これは法律事務所によって事情は様々でしょうが、現在まで勤務してきた法律事務所は、いずれも勤務終了時刻は5時か6時で、ほとんどの場合残業なし! 定時で帰宅が可能です。その後はまっすぐ帰宅するもよし、自己啓発のために勉強するもよし、ショッピングを楽しんだり友人とご飯を食べたりするもよし、自由な時間が毎日きちんと存在します。

私は最近家庭を持ったのですが、残業がなく定時で仕事を終えられるという環境について、以前にも増してありがたいと感じています。

また、現在の職場では出産・育児休暇がありますので、一人の働く女性として安心して働くことができます。

ただこれはそれぞれの法律事務所の勤務形態によるかと思いますので、もしいいなと思う求人情報を見つけたらきちんと確認する必要がありますね。

つまり、法律事務所で働いていて、最もよかったと思ったこと。それは私の場合、ワークライフバランスだということになります。

大学を卒業して社会人になったばかりの頃、私は残業もいとわない仕事大好き人間でした。残業をしてもそれが成果に結びつくのであれば構わないと考え、毎日終電近くまで会社に残り、仕事をしていました。

ところが、1年もすると身体に不調が生じて、会社も退職せざるを得なくなり、その頃からワークライフバランスについて真剣に考え始めたのです。

仕事は続けたい。結婚して子供を産んでも、生涯続けたい。

でも、プライベートの時間も大切にしたい。

こうした私個人の価値観と、それまで資格取得のために法律を学んでいたという背景などが重なり、私はパラリーガルになったのですが、そのあたりの詳しい事情については、また後日、別の機会でお話しできればと思います。

転職をするときは、色々と迷いが生じたり、自信を無くしたりすることもあると思いますが(私自身がそうでした)、「自分の最も大切にしたいものは何か」、これを常に頭に置いて行動されると、後悔されることはないのではないでしょうか

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