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パラリーガルコラム

どんな人がパラリーガルに向いている?

2017.08.18 written by 眠る花

さて、今日はパラリーガルになってみたい、また、パラリーガルという職業にちょっと興味があるな、という方のために、どんな人がパラリーガルに向いているのか、私なりに考えてみました。
多少、先入観などもあるかもしれません。どうぞご参考までに、気楽に読んでみてくださいね。

①誰かのサポートをするのが好きな人

皆さんはこれまで学校や部活動などで率先してリーダーや部長などをしてこられましたか?
それとも、副部長や書記など、リーダーのサポートをすることが多い方でしたか?
パラリーガルの業務は、単独でできるものではなく、あくまで弁護士のサポートをするものですから、昔から誰かの隣でサポートをするのが好きだったという人、部活動などの集団生活の中で気配り上手だと周りから言われていた人、縁の下の力持ちに徹することができる人は、パラリーガルの仕事にも向いていると思います。
ただ、だからといって、パラリーガルの仕事に自主性が求められないわけではありません。
弁護士の求める事務処理手続を、自ら率先して考え、先回りして準備をすることができる人は弁護士から重宝されること間違いなしです。

②地味で単調な作業でもいとわずにできる人

この仕事を始めたばかりの頃、パラリーガルの仕事は、想像していたよりも地味だなと思うことがたびたびありました。
封筒の宛名書き、書面の誤字脱字チェック、事件ファイルの作成など・・こうしたこまごまとした地味な作業も、弁護士が仕事をするために欠かせないもの。決してドラマのようなきらびやかな世界ではありません。
法律事務所で働いていると、ドラマのような事件を扱うことはありますが、その内情は実はとても地道な作業の連続のもとに成り立っています。
単調な仕事を与えられても、丁寧に忍耐強く仕事ができる人は、いつか弁護士の信頼を得られるパラリーガルになれるはずです。

上記の通りお話してきましたが、パラリーガルに先天的に向いているか、いないか、ということよりもパラリーガルとして働きたいと思う意欲や向上心の方がより重要だと私は思います。
自分で選んだ職場で、与えられた仕事をこつこつと真面目にこなし、新しい知識や技術を身につける努力をしながらも、周囲と協力して円滑に業務を行う。
このようなことができる人は、パラリーガルのみならずどのような職場環境でも充実したワークライフを送れるでしょう。

自分はパラリーガルに向いていないのではないか、と最初からあまり心配しすぎることなく、まずはなってみたい! やってみたい!という気持ちやあなたの理想のパラリーガル像のイメージを大切にしてこの世界に飛び込んでみてくださいね。

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