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パラリーガルコラム

パラリーガルの魅力って?

2017.09.15 written by 眠る花

一年にわたって続けてきましたこのコラムも今回が最終回となりました。
というわけで最後になりましたが、パラリーガルの魅力とは一体何なのか、私なりに考えてみようと思います。

そこで今更の質問ですが、そもそもパラリーガルとは、どんな人たちのことを指すのでしょうか。
いわゆる弁護士秘書然としてスケジュール管理やお茶くみ、電話応対などしかしない人でしょうか。
私個人はそうでないと思っていて、弁護士業務のサポートをするという自覚と責任感をもって働く事務職員のことをパラリーガルと言うのだと考えています・・・なんて偉そうなことを言ってしまいましたが、ただ、自分の犯した過ちで依頼者に不利益をもたらしかねないということは覚えておかないといけないかもしれませんね。
わたしたちが普段していることの多くは、一般企業で働く事務職の方の業務と本質的には変わらないのですが、扱う内容が専門的で、個人・法人問わず依頼者の利益に直結しているので、その分緊張感を伴います。
かく言う私自身がプロ意識の高い「パラリーガル」といえるのかどうか。
それは自分自身では分かりません。
とろくてどんくさく忘れっぽいところがあるので、何年働いてもひとつひとつの仕事にミスがないか、毎日ドキドキしながら仕事をしています。

そんなパラリーガルとして働くことの魅力は、ひとことで言えばこつこつ働けば弁護士に重宝され、長く勤めることが出来るということです。
業界内では長く勤められているベテランパラリーガルの方が男性女性問わずいて、弁護士会主催のパラリーガル向け講座の講師を務められたり、弁護士が事務所から独立する際、パラリーガルの方も一緒に転職をされたり、経験豊かなパラリーガルの方になると、弁護士の先生方に大切にされていることがよく分かります。
私が勤めている法律事務所の若手弁護士のお母様はなんと40年近くも別の事務所でパラリーガルとして働いておられたそうです。
以前にも書いたのですが、パラリーガルはプライベートと仕事を両立できる職種だと思いますので、このようなことが可能なのだと思います。
性別を問わず、キャリアを積み重ねていけばプライベートの時間を大切にしながらも長く働ける、それが私の感じているパラリーガルの魅力です。
いかがでしたでしょうか。
これを読んでいる方の中に、これからパラリーガルとしての職業人生のスタートを切ろうと決意された方がいらっしゃれば幸いです。

一緒に頑張りましょう!

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